20140209

雪に集中力を奪われる。

幾つかのモメントが輻輳していて、解きほどくのがひどく難儀。
プラトンの典拠探しでひたすら時間がかかる。『テアイテトス』は明示されているので助かるけど、ほかは困る。「新プラトン主義」(括弧付け)との関係で『パルメニデス』とかどうなんだろう。こういうのはカドワースなんかの受容とセットで考えた方がよいから、もう少し効率的にできる気はする。

政治と倫理―共同性を巡るヘブライとギリシアからの問い

政治と倫理―共同性を巡るヘブライとギリシアからの問い

上記との関連でちょっと読む。ぴんと背筋を正される本。
そういや60年代のウォルツァーについて、ここ1か月で3人くらいとそれぞれ別の場所で話題にした。珍しい。そういや、o先生が某会報に書いてらっしゃいましたね。
http://www.jcspt.jp/publications/nl/037_201312.pdf

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ユダヤの思考については全く無知なので、調べたくなったら、以下のものを参照しようかなあ(最近出たからタイトルを知ってるだけ)。誰かよい本があれば教えてください。

20世紀ユダヤ思想家 ――来るべきものの証人たち(1)

20世紀ユダヤ思想家 ――来るべきものの証人たち(1)