2012-01-01から1年間の記事一覧

[メモ]120420・方法論的問い

思想史とはなにか―意味とコンテクスト (SELECTION21)作者: クェンティンスキナー,半沢孝麿,加藤節出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1990/06/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (21件) を見るが一番の基本書(?)で、佐々木毅…

[研究][メモ]120312

『社会契約論』が難しすぎる.それと,ヒュームのPolitical Discoursesに収められてる「原始契約について」も読んだ.補助線は瀧川先生の2009年の論文.@@現代の社会契約論については以下をちらちらと.社会契約 (社会科学の理論とモデル)作者: 飯島昇蔵出…

[研究][メモ]120310

公法の原理作者: 宮沢俊義出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 1967/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る『公法の原理』より 「公法学における政治-現代ドイツ公法学界の一つの傾向について-」 「フランス公法学における諸傾向」 「法および法…

[メモ]最近読んだもの

つらつらと再度目を通したものなど.変貌する民主主義 (ちくま新書)作者: 森政稔出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/05/01メディア: 新書購入: 10人 クリック: 123回この商品を含むブログ (67件) を見る↑これも再読.これも前回読んだ時より発見が多々あ…

[研究]憲法学関係,120301

近代立憲主義と現代国家作者: 樋口陽一出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1973/06/30メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見るを買った.@@憲法論集―樋口陽一先生古稀記念作者: 大村敦志,毛利透,佐藤幸治,長谷部恭男,愛敬浩二,南…

[研究][メモ]政治学関係,120301

西洋政治思想史――視座と論点 (岩波テキストブックス)作者: 川出良枝,山岡龍一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/01/25メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 22回この商品を含むブログ (10件) を見る読まねば。@Judith Butlerについてちょっと考…

[研究][メモ]120220

がががっと書き上げて一段落ついたので,これから読むべき本でもメモしておく。Rights, Justice and the Bounds of Liberty, Essays in Social Philosophy (Princeton Series of Collected Essays)作者: Joel Feinberg出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発…

[研究]120208

知人にDarwall eds.(1995)"Equal Freedom"を借りてから駒場へ。 アメ科とHSPのライブラリーを共にはじめて訪れる。 ロールズのCollected PapersとSignsというフェミニズムの雑誌にあったTronto(1987)を入手。@@Luck Egalitarianism: Equality, Responsibil…

[研究]120207

気づいたらもう1月もすぎて2月に入り、遅々としてすすまず。What We Owe to Each Other作者: T. M. Scanlon出版社/メーカー: Belknap Press: An Imprint of Harvard University Press発売日: 2000/11/15メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含…

[研究][メモ]120202

Beyond Adversary Democracy作者: Jane J. J. Mansbridge出版社/メーカー: University of Chicago Press発売日: 1983/06/15メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るEquality of Opportunity作者: John E. Roemer出版社/メーカー: Harvard…

近年の本

Justice for Hedgehogs作者: Ronald Dworkin出版社/メーカー: Belknap Press発売日: 2011/01/11メディア: ハードカバー クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見るSovereign Virtueでも予告されてた、待望の一冊。moral responsibility論がまとまって…

[研究]120119

ナンシー・J・ハーシュマンの以下の著作の書評がPT/May 1994に載っていたのでちょっと興味をもって眺めてみるに、Chap.2が1992年までの責務論を3つの類型(リベラル/リベラルな枠組みのオルタナティヴ/別のもの)に分けて整理されていたので理解の手助けにな…

120117

ガネルのこの著作、「政治理論」を政治と政治学との関係性において鋭く描き出す刺激的な著作であった。単純な知識として示唆を得たのは、1971年にハーバーマス"Knowledge and Human Interests"が英訳され、翌年にはホルクハイマーの批判理論論文集もだされる…

120114

お買い物@神保町。22冊で、合計で流石に5桁はいったか…。そういや『性の歴史』シリーズってほとんど考えたことないなと思った。知への意志 (性の歴史)作者: ミシェル・フーコー,渡辺守章,Michel Foucault出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1986/09/01メディア…

120112

Taylor(2007)、Chp.16-17まで読み終わる。バタイユ、カイヨワ、ルネ・ジラール、どれも今後目を通す機会があるといいが。ネオ・ニーチェ主義者とヒロイズム性についてはもう少し考える。A Secular Age作者: Charles Taylor出版社/メーカー: Belknap Press発…

最近買った本など

専門以外で頭のストレッチに読んだり、あと買った本など。碧海先生の新書。これは、法曹志望の人にすすめるべきだと思った。法と社会―新しい法学入門 (中公新書 (125))作者: 碧海純一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1967/02/01メディア: 新書購入: 5…

[研究]120109

Annette C. Baier(1993), "How Can Individualists Share Responsibility?" を読み、 ドウォーキン『法の帝国』も読もうとするも、貸し出し中につき図書館になくて読めず。盛山『リベラリズムとは何か』の記述も考えると、やはりドウォーキンにも言及したほ…

120110

アメリカ政治学を考える際に、いくつか潮流があると思うのだけど、どう描き出したらいいものか。『正義論』以前と以後、というのが現在だと一番時代の切れ目として無意識に採用されてる気がするけど、行動論革命からポスト行動主義までの流れはどうするか、…

【研究】110107

私の中では問題系が6つくらいあって、今は1と3と5を扱っている状況である。目下の論文では3と5が中心でくわえて1をちょこっとくらいなのだが、それでもキャパをはるかに越えるくらいのボリュームがあるうえ、自分のたてた仮説がちょっとぐちゃぐちゃになって…

120105

Goodin(1985)において、Special responsibilitiesの例としてself-assumed obligationによるものとVulnerability Modelによるものが並示されていて、Goodinは後者の擁護のために前者を論撃するのだが、そこで攻撃対象としてH.L.A.Hart(1955)の"Are there any …

120104

フーコー『言葉と物』第九章四「経験的なものと先験的なもの」、五「コギトと思考されぬもの」(邦訳pp.338-349)を中心に読解。「近代のコギトは(…)、思考のなか、思考のまわり、思考のしたにあって思考されていないもの、しかも還元不能な越えがたい外部…

120103

岡野『シティズンシップの政治学』にかなりお世話になっている。シティズンシップの政治学―国民・国家主義批判 (フェミニズム的転回叢書)作者: 岡野八代出版社/メーカー: 白澤社発売日: 2009/08/01メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (8件)…