2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
Justice for Hedgehogs作者: Ronald Dworkin出版社/メーカー: Belknap Press発売日: 2011/01/11メディア: ハードカバー クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見るSovereign Virtueでも予告されてた、待望の一冊。moral responsibility論がまとまって…
ナンシー・J・ハーシュマンの以下の著作の書評がPT/May 1994に載っていたのでちょっと興味をもって眺めてみるに、Chap.2が1992年までの責務論を3つの類型(リベラル/リベラルな枠組みのオルタナティヴ/別のもの)に分けて整理されていたので理解の手助けにな…
ガネルのこの著作、「政治理論」を政治と政治学との関係性において鋭く描き出す刺激的な著作であった。単純な知識として示唆を得たのは、1971年にハーバーマス"Knowledge and Human Interests"が英訳され、翌年にはホルクハイマーの批判理論論文集もだされる…
お買い物@神保町。22冊で、合計で流石に5桁はいったか…。そういや『性の歴史』シリーズってほとんど考えたことないなと思った。知への意志 (性の歴史)作者: ミシェル・フーコー,渡辺守章,Michel Foucault出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1986/09/01メディア…
Taylor(2007)、Chp.16-17まで読み終わる。バタイユ、カイヨワ、ルネ・ジラール、どれも今後目を通す機会があるといいが。ネオ・ニーチェ主義者とヒロイズム性についてはもう少し考える。A Secular Age作者: Charles Taylor出版社/メーカー: Belknap Press発…
専門以外で頭のストレッチに読んだり、あと買った本など。碧海先生の新書。これは、法曹志望の人にすすめるべきだと思った。法と社会―新しい法学入門 (中公新書 (125))作者: 碧海純一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1967/02/01メディア: 新書購入: 5…
Annette C. Baier(1993), "How Can Individualists Share Responsibility?" を読み、 ドウォーキン『法の帝国』も読もうとするも、貸し出し中につき図書館になくて読めず。盛山『リベラリズムとは何か』の記述も考えると、やはりドウォーキンにも言及したほ…
アメリカ政治学を考える際に、いくつか潮流があると思うのだけど、どう描き出したらいいものか。『正義論』以前と以後、というのが現在だと一番時代の切れ目として無意識に採用されてる気がするけど、行動論革命からポスト行動主義までの流れはどうするか、…
私の中では問題系が6つくらいあって、今は1と3と5を扱っている状況である。目下の論文では3と5が中心でくわえて1をちょこっとくらいなのだが、それでもキャパをはるかに越えるくらいのボリュームがあるうえ、自分のたてた仮説がちょっとぐちゃぐちゃになって…
Goodin(1985)において、Special responsibilitiesの例としてself-assumed obligationによるものとVulnerability Modelによるものが並示されていて、Goodinは後者の擁護のために前者を論撃するのだが、そこで攻撃対象としてH.L.A.Hart(1955)の"Are there any …
フーコー『言葉と物』第九章四「経験的なものと先験的なもの」、五「コギトと思考されぬもの」(邦訳pp.338-349)を中心に読解。「近代のコギトは(…)、思考のなか、思考のまわり、思考のしたにあって思考されていないもの、しかも還元不能な越えがたい外部…
岡野『シティズンシップの政治学』にかなりお世話になっている。シティズンシップの政治学―国民・国家主義批判 (フェミニズム的転回叢書)作者: 岡野八代出版社/メーカー: 白澤社発売日: 2009/08/01メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (8件)…