20130402

資本主義・社会主義・民主主義

資本主義・社会主義・民主主義

の第4部(政治学徒にはいちばん有名な箇所)で読書会した。
規範と事実という点から規範理論に引きつけて受容しすぎでは、という話。
デモクラシーの「古典学説」として18世紀以降しかないのはともかく、その理解としては20世紀の「短期的な決定」という「速度と政治」の観点から18世紀をとらえるためにデモクラシーの熟議的視角のようなものが抜け落ちているのかなあと読めました。

Political Innovation and Conceptual Change (Ideas in Context)

Political Innovation and Conceptual Change (Ideas in Context)

の最初のほうを方法論のことも考えつつ読んだけど、時間がなくてさらっとしか読まなかったのでスキナー論文なんかは分析哲学の背景が足りないせいもあり理解がまったくできていない。要再読。とはいえ、ピトキンの代表とかダンの政治的責務とかが簡潔にまとめられているのは、ちょっと理解が混乱したとき立ち返るのに便利そう(まだ読んでいない)

アダム・スミスの政治学―歴史方法論的改訂の試み

アダム・スミスの政治学―歴史方法論的改訂の試み

も買ったのでちょっと読む。

The Individual in Society: Papers on Adam Smith (Routledge Library Editions)

The Individual in Society: Papers on Adam Smith (Routledge Library Editions)

って今見たらRoutledgeから最近また出たのですね。

最近買ったものを貼っておく。

学問と党派性―マックス・ウェーバー論考

学問と党派性―マックス・ウェーバー論考

学問とジャーナリズムの間―80年代イデオロギー批判

学問とジャーナリズムの間―80年代イデオロギー批判