[研究]20140117

また報告を一つすませる。

プレイアード版所収のVoyage en Ameriqueをちょこちょこと読みつまんだ。そういやジャルダンのトクヴィル伝って読んだことないや。

トクヴィルが見たアメリカ: 現代デモクラシーの誕生

トクヴィルが見たアメリカ: 現代デモクラシーの誕生

アメリカ・キリスト教史―理念によって建てられた国の軌跡

アメリカ・キリスト教史―理念によって建てられた国の軌跡

とか色々と読んで強引にまとめる。論文書いている訳ではないし論理の粗さは仕方ない。関係ないけど、前者って、セクシュアルなものをかなり前景に出して書いている印象があるが、それがなぜなのかすごく気になる。

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歴史のなかの政教分離―英米におけるその起源と展開

歴史のなかの政教分離―英米におけるその起源と展開

借りた。

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政教分離といえば、やはり報告の関連で読んでいた

リベラル・デモクラシーと神権政治―スピノザからレオ・シュトラウスまで

リベラル・デモクラシーと神権政治―スピノザからレオ・シュトラウスまで

マルクスユダヤ人問題によせて」の解釈にはっとさせられる。そういう読み方もあるのか、と。
 マルクスがあの論稿でトクヴィルをどれだけ意識していたのかは、解けることのない謎。